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カメラの絞り値(F値)って?【初心者向け】徹底解説

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露出を決める基本的な3つの要素があります。「絞り値(F値)」「シャッタースピード」「ISO感度」です。

今回はその1つ「絞り値(F値)」について掘り下げて説明していきたいと思います。

絞り値(F値)について

 

絞りとはレンズから入る光を調整する部分の事です。この絞りの穴の大きさをコントロールする事で入ってくる光の量を調整します。

 

そして、絞り値(F値)とはレンズを通って撮像素子上に写る像の明るさのことです。

絞り値(F値)はF1.4、F2、F2.8、F4、F5.6、F8、F11・・・の様に表されます。

数字が大きくなる程、絞りが絞られた状態になり、光が通る量は減っていきます。

この数字は一段刻みで表現され、

例えばF1.4からF2に絞り値を変えることを「一段絞る」、F2からF1.4に変えることを「一段開ける」と表現したりします。

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一段絞ると明るさは2倍になります。反対に一段絞ると明るさは2分の1になります。 

 

開放絞りとは

 

『開放絞り』とはレンズの絞りを一番開いた状態のことを言います。

この状態での絞り値を『開放絞り値(開放F値)』と言います。

 

つまり、開放F値はそのレンズで設定できる最も小さい絞り値ということになります。

 レンズによって開放F値は異なります。

 

ニコンの「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」というレンズを例に確認してみましょう。

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このレンズを拡大すると、、、

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こういった表記があります。赤枠の中がこのレンズの開放F値(2.8)を表しています。

 

ちなみにズームレンズは基本的に開放F値が4.5-5.6の様にズームによって焦点距離が変わると開放F値も変わります。(一部の高級レンズには焦点距離が変わっても、開放F値が固定のものがあります。)

 

 絞り値(F値)の2つの役割

 

絞り値(F値)には主に2つの役割が存在します。

1つ目は「明るさのコントロール」、2つ目は「被写界深度、ボケのコントロール」です。

明るさのコントロール

 前述したように、絞りを開ける(絞り値を小さくする)とレンズから入る光の量は多くなります。光の量が多くなることで明るくなります。 

反対に絞りを絞る(絞り値を大きくする)とレンズから入る光の量は少なくなるので暗くなります。

 

注意が必要なのがこの明るさが実際の写真に適用されるのは「M(マニュアル)モード」に設定した時だけということです。

冒頭で記述しているように露出を決定付けるのは「絞り値(F値)」「シャッタースピード」「ISO感度」の3つの複合的なものによるものです。

 

例えば、カメラを「絞り優先モード(絞り値を撮影者が決め、他はカメラが決めるモード)」に設定して絞りを絞っても、カメラが適正な露出になるようシャッタースピード等を変えてくれるため、写真上の明るさは変わりません。

 

カメラの撮影モードについてはコチラ↓

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 被写界深度、ボケのコントロール

F値には被写体深度、ボケをコントロールする効果もあります。絞り値が小さい程、被写界深度は浅くなり、ボケは大きくなります。

被写界深度とは

ピントを合わせた部分の前後のピントが合っているように見える範囲のことです

F値を絞ると画質が良くなる

 

基本的にF値を絞ると画質が良くなります。

F値を絞ると被写界深度が深くなります。理由はいくつかあり

 

  • ピントが合っている範囲が広くなることで画像がシャープに見えるため画質が良く見える。
  •  レンズの中央は基本的に性能が良い。

 

基本的にレンズというのは中心部分が最も画質が良く中央から離れるにつれて画質は悪くなります。

絞りを絞ることで画質の悪い端の部分を使うことなく撮影するため、画質が向上するといえます。

 

最後に

 

いかがだったでしょうか。

カメラの露出を理解するうえで「絞り値(F値)」は重要な要素の1つになります。ここに書いていることは最低限覚えておきましょう。